あの日から今日までで思うこと
時間はお薬、とよく言うけれど。
10日やそこらじゃ全然全く効かないね。
なんとなく、自分は気持ちの整理がつくまでに相当時間がかかるだろうなって思ってた。
早く元気になろうとか気持ちの落としどころを見つけようとか、思うことも止めたので、気長にこの気持ちと付き合っていくしかないだろうなって。
でも、自分でもびっくりするほど、気持ちの変化がなくて。
どうしよう、って凄く不安になった。
FNSを見たら、やっぱり泣いてしまった。
どういう気持ちで泣いてるのか自分でもよく分からなかったけど。
やっぱり長野くんをずっとずっとずっとずっと目で追ってたし、格好いいなあ、可愛いなあ、好きだなあって思った。
あの日ほどではないけれど、やっぱり周りと同じようにはしゃげないのは、辛いというより単純に寂しかった。
テレビでも、雑誌でも、ラジオでも。
心から楽しめない日が、これからどれくらい続いていくんだろうと思うと、気持ちがどんよりと重くなる。
いっそのこと、ファンを辞めてしまえたり、一時的にでも距離を置いてしまえたらどんなに楽だろうと思う。
同じV6ファンの友人に、今回の件を受けて、卒らないのが意外だった、と言われました。
なんで私はその選択肢を採らなかったんだろう、と思った時、多分私は自分で思ってる以上にV6というアイドルグループが好きだったんだ、って気付いた。
もちろん全員が大好きなのは大前提だけど、口を開けば長野くんのことばっかりしか言わなかったから、長野くん>V6みたいに見えてたのかもしれないし、無意識にそう思ってた部分があったのかもしれない。
今回のことがあってから、長野くん個人のお仕事は一度も見れてないけど、ベスアもFNSも見た。紅白もカウコンも見るつもりでいる。
それは、6人が揃うから。
V6が見たいから、の理由に他ならない。
見たら見たで、複雑な気持ちにもなるしどうせめそめそ泣くしまたモヤモヤするんだけど、でも、やっぱり6人でいるところが好きで。大好きで。
だってV6を好きになって、長野くんを好きになったんだもんなあって思い出す。
6人でいるときのわちゃわちゃした家族感が大好きで。
本人たちは「仲がいい」っていう自覚なんてさらさら無いみたいだけど、お互いを信頼して心を許してるのが、6人でいるときの表情から伝わってくる。
どの現場のどの仕事よりも、柔らかく笑う6人がいて、ああ、この6人が大好きだなあ、この空間が大好きだなあって思う。
長野くんに対してじゃなく、全員のメンバーに対して言えることだけど。
私はV6でいるときの彼らが一番好き。
個々に目覚ましい活躍を見せる彼らを誇らしくも尊敬するけど、アイドルの彼らが一番好き。
だからこそ距離を置けないことが、余計に自分の首を絞めてるとしても。
6人からは離れられないなあ。
時間が経つにつれ、やっぱり自分の気持ちは言いづらくなる。
新しい話題はどんどん出てくるし、皆の興味や関心も次々と移っていく。
そんな中で、まだ動けないでいる気持ちをどうしていいか分からなくなる。
優しい言葉を掛けられても、心を砕いてもらっても、あの日に取り残されたままの自分がいる。
何も言わないから、何も思ってない訳じゃない。
本当に言いたいことを言えなくなって、塞き止められるようにあれもこれも、色んなことが言えなくなっていく。
多分、そう思って口数が減ってしまった人は、私だけじゃない。
まだ平気じゃないってことを分かってほしいような、でも心配してもらっても元気になる兆しもないのが申し訳ないような、そんな面倒な気持ちを抱えてる。
傷が深いことよりも、それの癒し方が分からないことが、余計やりきれない気持ちにさせてる。
辛くても、気持ちの落としどころを見つけることができれば、今後どう向き合っていくかのスタンスが決まれば、きっとずっと前向きに応援していけるはずだから。
でもその糸口さえ今は見つからない。
周りとのギャップに疎外感を感じたり、たった一人の言葉に救われたりを繰り返しています。